2007年09月13日
噂の女
campしていたらハダカの女が現れた。
美麗なスキンならまだしも、思いっきりデフォでハダカだ。服を着てくれ頼むから。
「はいセクシーさん。お元気?」
セクシーさんて……。
ハリウッド映画に出て来るナンパ野郎のようなノリではありませんか。
彼女は饒舌で、なにが嬉しいのかゴキゲンです。
仲間だと思われたくなかったので放置していると、隣に座っているビキニ姉ちゃんが相手を始めました。
「なんでハダカなの」
「服の着方を忘れたわ」
「ジョーク?」
「ほんとに知らないのよ」
「inventoryを開いて自分にドロップするのよ」
親切に教えてくれているのに、彼女は聞いていないみたいで、ハダカのままうろうろしてあちこち物色しています。
やがてどこかへ飛んで行きました。
彼女がいなくなると、どこからともなく「CRAZY GIRL....」というつぶやきが聞こえて来ました。
ほっとしていたら、しばらくして戻って来たんです彼女。
まだハダカです。
camperもまばらになっています。やばい。
彼女は近づいて来てなにやら話しかけてきました。
勝手にしゃべり続けます。
誰も相手をしないので切れているようです。
「誰もいないの!?なんで私はハダカなのよ。なんであんたたちはハダカじゃないの」
支離滅裂です。
「英語がよくわからないんです」
根負けした私が言うと、
「なんだそうなの」と納得した様子。じつはこのcamp地はドイツ系で、彼女も英語圏の人ではなさそうです。
「服の着方がわからない」と繰り返しています。どうやらほんとに服を着たいようです。
「服は持っていますか。持っているならinventryから服を選んでダブルクリックしてください」
こうして私は噂の女と話すことになったのでした。
唐突だが終了。
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